鼻水は健康な大人でもずっと出ています。
鼻水は止まらない
まず、鼻水は鼻腔内の粘膜を常に湿らせる為に作られている為、「止まる」ということはありません。
それは赤ちゃんでも大人でも変わることはなく、大人は1日1リットル近くの鼻水を出しているそうです。
健康な時に鼻水が垂れていないのは、のどの奥に流れているからなのです。
しかし、風邪をひいたりすると、一時的に鼻水の量が増え、鼻から垂れてくるのです。
一時的にでも止める方法
風邪が原因で出ている鼻水は、ウイルスを体外に出そうとしている証拠なので、出すことが最良の手段です。
しかし、量が多くのどに詰まっていたり、呼吸が辛そうな姿を見ていると一時的に止めてあげられる方法はないか、と考えるお母さまもいらっしゃるかと思います。
あくまで一時的ではありますが、鼻水を止めることができる方法をご紹介します。
1. ツボを押す
睛明(せいめい)と呼ばれるツボが鼻の付け根の両脇にあります。
そこを5秒間×5回セットで押すと一時的に鼻水を止めることができます。
※ツボ押しなので、効果は人によって異なります。
2. 口に水を含む
口の中に水を含ませると、のどの奥に流し込もうとする力が働いて鼻水もそちらに流れていきます。
この方法を使えば鼻水を垂らすことは防止できますが、時間が経つと唾液と鼻水が混ざってしまう為、衛生的とはいえません。
鼻吸い器で吸引を
いくつか鼻水を一時的に止めることのできる方法をご紹介しましたが、やはり鼻水は出すのが1番。一時的に止めたとしてもまたすぐに鼻水は出てきてしまいますし、鼻水を放置すると中耳炎の原因にもなります。
体が外に出そうとしているものは出してあげるのがベストなので、家庭でこまめに吸引しましょう。様々な種類の鼻吸い器が販売されていますが、メルシーポットやスマイルキュート、ベビースマイルなどの電動鼻吸い器がしっかり吸引でき、親が風邪をうつされることもなく便利です。
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