鼻づまりにはさまざまな原因があります。
一度病院の受診をおすすめします。
鼻づまりはわかりにくい
鼻づまりという症状は、「風邪や花粉症の時に起こる」「鼻がつまっていて息が苦しい状態」「放っておいても、そのうち治る」というイメージが多いかと思います。たしかに全てが正解であり、一部の鼻づまりは放っておいてもそのうち治るかもしれません。
しかし、鼻づまりは一見鼻づまりとは無関係のように感じる症状を起こす場合もあります。さらに「鼻がつまったように感じる」というわかりやすい自覚症状があったとしても、小さなお子さまには「自分で症状が分かる」ということが難しいのです。
実は鼻づまりが原因かもしれない意外な症状
鼻づまりの症状として、呼吸がしづらい、寝つきが悪いといったわかりやすいものもありますが、皆さんが思っているのとは違った鼻づまりの症状もありますので、ご紹介します。
・口を開けて寝ている
・いびきをかいている
・歯ぎしりをしている
・頻繁に寝返りを打つ
・表情が乏しい
・反抗的
・落ち着きがない
これらの表情は、すべて「鼻づまりが原因かもしれない」症状です。
一見鼻づまりが原因には見えないので、注意深く観察してあげてください。
鼻づまりによる病院受診の必要性
上記のような症状があり、こまめに鼻をかんでいる様子があれば、耳鼻科の受診をおすすめします。
これらの症状がある以外にも、呼吸がしづらくなることで姿勢が悪くなり、お子さまの発育を妨げている可能性もあります。
「放っておけばすぐ治る」かもしれませんが、一度受診することでお子さまの呼吸が今までよりはるかにラクになり、日常生活も送りやすくなるかもしれません。
鼻水が出る場合は吸引を
鼻水は放置しておくと、ウィルスや細菌が耳に流れて中耳炎になることがあります。鼻水が出る場合は口コミでおすすめされている鼻吸い器を使ってこまめに吸引しましょう。