据え置き型の鼻吸い器比較


病院での吸引と同じくらいパワフルな据え置き型の電動鼻吸い器は、決して安くはないので、なかなか購入に踏み切れない方も多いのではないでしょうか?

この記事では、実際に使用されたママたちの口コミをもとに、おすすめの据え置き型電動鼻吸い器を4つご紹介します。

 

1. メルシーポット

メルシーポットは、楽天の総合ランキングでも上位に入る人気No.1の電動鼻水吸引器です。

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●価格:10,780円(税込)
●サイズ:14.3×22.4×9cm
●吸引力:-83kPa

メリット:しっかり鼻水を吸引できる

メルシーポットは耳鼻科レベルの吸引力で、奥のネバネバとした鼻水もしっかり吸引することができます。風邪や中耳炎を早く治したり、予防できるため、多くの耳鼻科医や小児科医がおすすめしています。
他の据え置き型の電動鼻水吸引器と同じパワフルな吸引力がありながら、価格は他に比べて安価なのも嬉しいポイントです。2021年に発売された新モデルでは、音も静かになったようです。

デメリット:お手入れパーツが多め

メルシーポットは2017年に発売されたばかりなので、まだ口コミ数が800件と何年も前から売られているものに比べると少なめです。ただ、評価は4.67と非常に高く、「気持ちいいくらいすっきり吸える」、「わざわざ病院にいかずに済む」、「もっと早く買えばよかった」と口コミで書かれています。

こんな人におすすめ

口で吸う鼻吸い器は風邪をうつされるのが心配、電池式の電動鼻吸い器だと吸引力が足りなくて不安という方におすすめです。安価なのに、しっかり吸引できて、部品が少ないため洗いやすく、操作が簡単なメルシーポットは、多くのママに支持されているのも納得の電動鼻吸い器です。

 

2. スマイルキュート

スマイルキュートもメルシーポットに次いで人気があるおすすめの電動鼻吸い器です。

スマイルキュート

●価格:13,200円(税込)
●サイズ:24.5×9.35×21.7cm
●吸引力:-75kPa

メリット:吸引圧を細かく調整できる

スマイルキュートは0~100kpaまで、吸引圧を細かく調整できる電動鼻水吸引器です。メーターがついているので、メーターを見ながらお好みの吸引圧に調整して使うことができます。
さらに、吸引したものを溜める吸引ボトルには目盛がついているため、吸引した量を確認することも可能です。

デメリット:吸引力が弱い

スマイルキュートには、ホースの先端に鼻水を一時的に溜める「鼻水吸引キット」がついています。鼻水吸引キットをつければ、そこに鼻水が溜まるため、ポットやノズルを洗浄しなくて済むはずです。ただし、この鼻水吸引キットをつけると吸引力が落ちてしまうため、キットを外して別売りのガラス製のオリーブ管(病院で医師が治療時に使うもの)をつけて使う人も多いようです。
※オリーブ管はガラス製なので、ひび割れや欠けがないか確認してから、使用しましょう。

こんな人におすすめ

価格は13,200円とやや高価ではありますが、医療関係者や親の介護でたん吸引器の取り扱いに慣れていたり、メカ好きの人には、自由に使いこなせるのでおすすめです。

スマイルキュートとメルシーポットは価格帯も近く、迷う人も多いので、2台を比較したい方はこちらの記事「メルシーポットとスマイルキュートを徹底比較!買うならどっちがいいの?」をご覧ください。

 

3. エレノア

エレノアは、コンパクトさが特徴の電動鼻水吸引器です。

エレノア

●価格:17,112円(税込)
●サイズ: 22×9×14.5cm
●吸引力:-80kPa

メリット:嬉しいコンパクトサイズ

据え置き型の鼻吸い器は、しっかり吸引できる大きなモーターが入っているため、どの機種も大きくなっていますが、エレノアは高さが22cm、重さも930gなので、取り出したりしまったりする際に扱いやすい電動鼻水吸引器です。また、専用のキャリングバッグも付いているので、収納や持ち運びやすくなっています。

また、スマイルキュートと同様にメーターがついているので、吸引圧を見ながら吸引力できます。最初にメーターを見ながら、吸引圧を調整して吸引するので、特定の吸引圧で吸引したい人には、正確に吸引することができて便利です。

デメリット:価格が高い

エレノアはメルシーポットより5,000円、スマイルキュートより1,000円ほど高価です。しかし、鼻水を吸うためだけではなく、介護などで痰を吸引する機械としても使うのであれば、それほど高価ではないでしょう。

こんな人におすすめ

吸引圧を確認できるメーター付きで、メルシーポットほどの小さい鼻吸い器が欲しい方には、多少高くてもおすすめの鼻吸い器です。

 

4. おもいやり

おもいやりは、環境にやさしい省エネ機能が搭載された電動鼻水吸引器です。

おもいやり

●価格:22,799円(税込)
●サイズ:30.5×10×22.5cm
●吸引力:-80kPa

メリット:省エネ機能搭載

おもいやりの特徴は、省エネモードに切り替えることができます。もともと、おもいやりは救急、災害、介護などのために開発された製品だそうです。もちろん、子供の鼻水吸引としても利用することができます。製造元のブルークロス株式会社は、他にも多くの吸引器を開発しています。また、モーターは長時間運転に適したハイスペックなものです。長い時間作動しても、モーターが熱くならず、長寿命。医療機関などでは連続使用できるので、好評なようです。

デメリット:高価&大きい

おもいやりは、同じ据え置き型の電動鼻水吸引器の中でも、かなり高価でサイズも大きな機種です。ただし、省エネモードや静穏モード、コードを掃除機のようにするっとしまえるリードコードが採用されており、モーターも長時間の連続運転に耐えられるハイスペックな鼻吸い器です。

こんな人におすすめ

価格は飛び抜けて高価ですが、環境への意識が高い方や業務用として使いたい方にはおすすめです。

 

5. ピジョン 電動鼻吸い器

鼻水キャッチャー付きで、お手入れ部品が少ないことが特徴です。

ピジョン

●価格:13,200円(税込)
●サイズ:13.9×12.2×13.3cm
●吸引力:-30kPa~-80kPa

メリット:お手入れが簡単

鼻水キャッチャーという部品に鼻水がたまる仕様で、お手入れが比較的簡単な点も特徴です。吸引力が4段階に調整できるので、赤ちゃんの鼻水の量に合わせて細かく設定できます。

デメリット:作動音が大きい

作動音が大きいため、赤ちゃんが驚いてしまうこともあるかもしれません。また鼻水キャッチャーがあるためチューブを毎回洗わない人も多いようですが、放置するとカビや汚れの原因となるという口コミも見られました。

こんな人におすすめ

作動音が大きい点は気になりますが、お手入れを簡単に済ませたいという方にはおすすめです。

6. 据え置き型電動鼻吸い器まとめ

ここまでご紹介してきた人気の電動鼻吸い器4つのスペックをまとめました。

スマイルキュート

メルシーポット  スマイルキュート エレノア 思いやり ピジョン
吸引力
サイズ
お手入れ
価格 ×

据え置き型の電動鼻吸い器は、スポイト式の鼻吸い器や電池式の鼻吸い器に比べて高価ではあるものの、しっかり奥の鼻水まで吸引でき、子供の風邪や中耳炎を早く治す子育ての必需品です。

ぜひ納得のいく電動鼻吸い器を使って、母子ともに健康な子育てライフを楽しみましょう!