用途に合った電動鼻吸い器か、吸引力はあるかを基準に注意すると良いでしょう。
用途に合わせて種類を選ぶ
電動鼻吸い器には電池式と据え置き型の2種類あります。
電池式の鼻吸い器は、電源が乾電池でコードレスのため場所を選ばずに使うことができます。また、コンパクトなので携帯して外に持ち運ぶことができて便利です。
吸引力は、粘度のある鼻水は吸いづらいものの、サラサラした鼻水であれば十分吸引できます。吸引力は調節できないものがほとんどです。
洗浄する部品が少なく、シンプルなデザインなので、使用後のお手入れがしやすいです。
さらに、価格は据え置き型の電動鼻吸い器の半分以下と、お財布に優しい所もポイントです。
据え置き型の鼻吸い器は、吸引力が優れているので、奥につまっている粘度の高い鼻水もしっかり吸引できます。
人気のメルシーポットに至っては、耳鼻科の機械と同等の吸引力になっています。
使用後のお手入れは電池式と比べるとホースがあるため、少し手間がかかるところがあります。
また、価格も1万円以上と一見高いようですが、病院に行く手間を考えると十分もとをとれるでしょう。
吸引力を確認する
吸引力の見方は、最大吸引圧と排気流量を確認します。
電池式の最大吸引圧は-50kPa(マイナス50キロパスカル)で、設置型は最大でも-80kPaです。
上記のように、仕様を確認します。排気流量13L/minは、1分間に13Lの排気量があるということです。
数値が増えるほど、吸引力が強くなります。
どろどろの鼻水が多い子供には据え置きタイプ、外出先で使用するなら電池タイプ、など使用場面をイメージして自分に合った鼻吸い器を選びましょう。
人気の鼻吸い器を知りたい方はこちらの記事「口コミでおすすめの鼻吸い器ランキング」でご覧いただけます。
ノズルのタイプを確認する
ノズルには主にガラス製のものとシリコン製のものがあります。
ガラス製のオリーブ管は病院でも使われており、透明な為鼻水の状態や量が見やすいです。しかし、ガラス製なので赤ちゃんが急に暴れて落としてしまうと割れてしまう可能性があります。
一方、シリコン製のノズルは半透明ですが、何かの拍子に落としてしまっても割れる危険性はありません、また、柔らかいので鼻の粘膜を傷つけにくいのも特徴です。鼻水は見えづらいですが、家庭で使用する場合は吸引することに重きをおくはずなので、よほどの色の変化がない限り過敏に気にする必要はありません。