ベビースマイル・コンビ・エジソンを徹底比較!買うならどっちがいいの?


ベビースマイル・コンビ・エジソンの電動鼻吸い器はどう違うのでしょうか?同じ電池式の電動鼻水吸引器でも比較してみると、いくつか違いがあります。そこで、使用感や吸引力、洗いやすさ、操作性などを比較してまとめました。

 

ベビースマイル・コンビ・エジソンの違い

ベビースマイル・コンビ・エジソンの電動鼻吸い器の違いをまとめてみました。

ベビースマイル 電動鼻吸い器(コンビ) エジソン
メーカー シースター
(ベビースマイル)
コンビ ケイジェイシー
吸引力
洗いやすさ ×
操作・扱いやすさ ボタン1つ
(ワンタッチでON/OFFの切り替え可能)
ボタン1つ
(ボタンを離すと電源が切れる)
ボタン1つ
(吸引力強弱と電源ボタン)
大きさ 幅4.25×奥行20.15×高さ4.25cm 幅4.2×奥行15.4×高さ7cm 幅42×奥行42×高さ192cm
重さ 約190g 約130g 約160g
価格(楽天) 3,980円(税込) 5,397円(税込) 4,860円(税込)

※2018/4/3時点


 

メーカー

ベビースマイル: シースター(ブランド=ベビースマイル)
電動鼻吸い器:コンビ


メルシーポットをつくっているベビースマイルというブランドは、「ホームメディカルを、ママの手に。」というコンセプトで、赤ちゃん用に家庭で使える医療機器をつくっています。
「毎回鼻水を吸引するためだけに病院にいくのが大変」というお母さんたちの声をもとに、病院に行かなくても赤ちゃんの鼻水を吸える家庭用の電動鼻水吸引器を開発したようです。
また、このメーカーは医療従事者向けにも医療機器をつくっています。


一方、電動鼻吸い器をつくっているコンビは、お母さんであれば知っているとおもいますが、ベビーカーやチャイルドシートを始めとした、様々なベビー向けのグッズを出しているメーカーです。
コンビのベビーカーを持っていなくても、お手洗いにあるベビーシートや、おむつ交換台でコンビのロゴを目にしたことはあるのではないでしょうか?
ベビー用品としてはかなり大手ですが、鼻水吸引器は最近発売されたばかりです。


エジソンと言えば「しつけ箸」が有名です。私の周りのママのお友達に聞いてみると、ほぼ100%の人が購入しているイメージです。その他、歯固めや食器のイメージが強く、電動鼻水吸引器を発売と聞いて驚きました。でも、調べてみると体温計なども発売していました。このような商品も販売しているのですね。電動鼻水吸引器は2017年に発売されたようです。(しばらく気づかなくて、アップデートが遅れてしまいました。。。。)

 

吸引力

ベビースマイル:最大吸引圧-60kPa 排気流量2.6L/分
コンビ:最大吸引圧-60kPa
エジソン:最大吸引圧-62kPa

吸引の強さは、吸引圧×排気流量でわかります。
吸引圧はコンビの電動鼻吸い器の方が高いですが、排気流量がわからなかった為、どちらの吸引力が強いかははっきりわかりません。

ただし、3つとも電池で動くため、コンセントで動く据え置き型の電動鼻水吸引器と比べると、吸引力は低くなってしまいます。
しかし、電池式の鼻水吸引器はコードがないため、取り出してすぐに吸引できます。特に、ベビースマイルは持ちやすいデザインになっており、吸引しやすい向きや角度を変えることで、しっかりと吸引できます。

エジソンの場合、吸引力の調整が可能で、やさしさ吸引は-50kPa、パワフル吸引は-62kPaとなっています。また、口で吸引することも可能で、その場合は少しお値段も高くなります。口で吸引するリスクを考えると電動の良さを知った人が、口での吸引に戻るかどうか疑問ではありますが、ポンプの音がしないという点では良いと思います。

 

洗いやすさ

ベビースマイル: 部品4つ (パッキンは外側)
コンビ:部品4つ (パッキンは内側)
エジソン:部品4つ (パッキンは外側)

電池式の電動鼻水吸引器は、据え置き型と比べて鼻水を溜める所が小さい為、外出先でもこまめな洗浄が重要です。3つを比べてみたところ、部品の数は同じでした。

大きな違いとしては、ベビースマイルとエジソンは外側にパッキンが付いているので、洗いやすいという点がありました。
一方、コンビの方はパッキンが内側にあるため少し取りにくく、爪をひっかけて取る必要があります。

「パッキンくらい毎回洗わなくていいじゃない!」と考える方も多いと思いますが、パッキンもしっかり洗わないとカビや亀裂の原因になります。パッキンは、鼻吸い器の吸引力を保つための重要な部品です。ここがダメになるとすぐに吸引力が下がってしまいます。その都度洗って清潔にしておけば、長く使うことができます。

また、ベビースマイルとエジソンは吸引の穴がまっすぐになっているのに対して、コンビの電動鼻吸い器は穴の中が曲がっているので、細部まで綺麗に洗うのは少し難しそうです。

ベビースマイルとエジソンの洗いやすさは、ほぼ同じくらいと言えると思います。ただ、エジソンの部品は鋭角になっていて、部品が外しにくく、危うく手を切りそうになりました。この点は、ちょっと改善が必要かなと思いました。また、水洗いに関しては、エジソンは充電式のため水につけてはいけません。また、ポンプ内部に鼻水が入ると壊れるそうです。これは使うのが難しそうです。

以上のことから、洗いやすさはベビースマイルが一番良いでしょう。

 

操作・扱いやすさ

ベビースマイル:ボタン1つ(ワンタッチでON/OFF切替ができる)
ベビースマイル

コンビ:ボタン1つ(ボタンを離すと電源が切れる)
電動鼻吸い器

エジソン:ボタン1つ(二段階調整)
電動鼻吸い器

ボタンの操作はどちらも簡単です。
ベビースマイルはボタンをワンタッチすれば電源のON/OFFの切り替えができます。電源を入れたまま、楽に角度を変えて鼻水が溜まっている場所を探すことができるので、しっかり吸引できます。
一方、コンビの電動鼻吸い器もボタンは1つで、吸引する際はボタンを押し続ける必要があります。角度を変える際もボタンを押し続けなければいけないので、持ち方を変えるのは少し難しいです。ただし、電源を消したい時は指を離すだけで済みます。エジソンの場合もボタンは1つで、同時に吸引力の強さも変えることができます。

鼻水を溜めるカップ部分の外し方は少し違います。
ベビースマイルはキャップを付けて引っ張って外します。そのため、吸引中に赤ちゃんが動いても簡単に取れてしまうことはありません。
一方、コンビの電動鼻吸い器は吸引するカップ部分が弱い力でも、取れてしまう構造になっているため、吸引中に外れてしまう可能性があります。
エジソンの場合はほぼベビースマイルと同じです。

電池交換方法の違いも比較してみましょう。
ベビースマイルは底の蓋を回して電池を取り出します。一方、コンビの電動鼻吸い器はカバーの部分を「バチンッ!」と大きい音が鳴るまで押してはめます。頻繁に使って電池交換が必要な場合は、プラスチックが割れないか少し心配です。エジソンの場合は充電タイプなので、乾電池の交換は不要ですがあらかじめ充電しておく必要があります。うっかり忘れてしまうといざという時に使えません。

スイッチの使いやすさは人によって違い、カップや電池蓋の外し方はベビースマイルの方が上回っています。エジソンは充電タイプなので乾電池の交換は不要ですがあらかじめ充電しておく必要があり、うっかり忘れてしまうといざという時に使えません。

 

大きさ

ベビースマイル:幅4.25cm×奥行20.15cm×高さ4.25cm
コンビ:幅4.2cm×奥行15.4cm×高さ7cm
エジソン:幅4.2cm×奥行4.2cm×高さ19.2cm

ベビースマイルはコンビと比べると大き目ですが、シンプルなデザインで、立てて置いておくこともできるようになっているので、衛生的でスペースを取りません。
コンビは小さいですが、自立しないので横向きにしか置けないため、置いた時にテーブルや床に鼻水が付く可能性があります。スタンドを別で購入することで、緩和はできるのではないでしょうか。
エジソンはベビースマイルとそっくりで、立てておくことができそうですが、底の部分が丸くなっていて不安定です。これも横にして置いておくか、コンビと同じようにスタンドを別で購入すると良いかも知れません。

 

価格(楽天)

ベビースマイル:3,980円(税込)
コンビ:5,397円(税込)
エジソン:5,400円(税込) ※お口吸引と切り替え可能

ベビースマイルのほうが2,000円以上、安価です。ベビースマイルはノズルが1種類で、別売のノズルを購入すると4,628円(税込)になります。
コンビの電動鼻吸い器には、もともと2種類のノズルがついていて、5,397円(税込)です。
エジソンは、お口吸引との切替ができるタイプで5,400円(税込)です。

 

総合評価

ベビースマイルとコンビとエジソンの電動鼻吸い器を比べてみましたが、洗いやすさや操作性、そして価格の点で、ベビースマイルが一番優れていると言えます。
エジソンは充電機能やお口吸引との切替など独創性があると言えますが、子育て世帯にとって価格は何よりも重要に思います。
電動鼻水吸引器に求めるのは、とにかく吸引できること。ベビースマイルとコンビ、エジソンを比べて、その価格差と機能の差(音や吸引力、付属品など)を考えた場合、ベビースマイルで十分と思いました。
ただ、コンビもエジソンも音が静かなのは良い点だと思いますので、子供が怖がるのが心配な方には良いでしょう。
ただしインスタグラムを見ていると、ベビースマイルも慣れるとセルフ吸引する子供の写真も多く投稿されているので、個人的にはベビースマイルの方がおすすめです。
ベビースマイルの細かいスペックや口コミを知りたい方は、こちらからご覧ください。