Q.中耳炎になった時の治療期間は?

中耳炎の完治には早くても1ヶ月かかります。

急性中耳炎の場合

風邪が長引くことによっておこる急性中耳炎は多少の処置の遅れでは、治りが遅くなるくらいで、ほかの病気をおこすことはありません。
しかし、中耳炎は一度なってしまうと軽い症状でも完全に治るまで1週間~10日、重い症状では3週間ほどかかります。
また、この期間はできるだけ安静にして、発熱や耳の痛みがある場合は、入浴はさけた方が良いでしょう。

発熱時は体力を消耗しており、入浴も皆さんが思っているよりも体力を使っています。体力の消耗は病気の治りを遅くしてしまうので、注意しましょう。また、お風呂あがりは身体についた水分が気化することで身体の熱を奪い、湯冷めしやすい状態になります。外の気温が低い場合はストーブなどを脱衣所に置いて湯冷めをしないよう心がけてください。

お子さまが耳の痛みを歌えている場合も、入浴は控えた方が安全です。身体を温めると、血管の拡張や血流の増加だけでなく、神経伝達速度も上昇してしまいます。痛みが増す可能性がある為、痛みが治まるまで入浴は避けましょう。

発熱や炎症がなくなっても、入浴の際はいつもよりぬるい温度にして、シャワー等で短時間で済ませてあげることで、体力の消耗を減らすことができます。
すぐには治らないからこそ、じっくり治療に専念することが大切です。

滲出性中耳炎の場合

急性中耳炎が治り切らず、そのまま膿が貯留液となって鼓膜の内側に残ってしっている状態の滲出性中耳炎は、耳管の働きを悪くしている原因に対する治療から始めなければいけません。

ドロっとした汚い鼻水が出ている場合は、耳管をふさいでいる鼻水を取り除き、抗生剤の噴霧や飲み薬で治療を行います。鼻の中をひたすら綺麗にしていくことで、耳管から残ってしまった膿を流しやすくできます。
さらに、滲出性中耳炎は貯留液がなくなったあと、鼓膜が内側に引っ込んでいる状態のままの場合になっていることがあります。この状態を放置してしまうと、滲出性中耳炎は再発してしまいます。
そうならない為に、耳管通気という治療を行い、内側に引っ込んでしまった鼓膜を空気で押し出します。

以上の治療を行ってもすぐにまた貯留液ができてしまう難治性の滲出性中耳炎の場合もあります。その場合は、鼓膜を切開した穴から小さなチューブを挿入する「鼓膜チューブ留置術」という治療を行います。この治療をすると、耳の外から水が入らない様に注意する必要があり、お風呂に入る際は綿球を耳に詰めるなどしなければなりません。

このように、滲出性中耳炎は治療に多くの時間が必要となるだけでなく、さまざまな治療を行わなければなりません。

慢性化する前に根気よく治療しよう

急性中耳炎の期間を終えてしまうと、発熱や痛みといった子どもでも訴えることのできる症状がなくなってしまいます。なんとなく耳が聞こえづらいと思っていても、小さなお子さまにはそれを伝えることができないのです。
その為、お母さまたちも「特に反応がないから治ったのだろう」と思ってしまう場合があります。
しかし、滲出性中耳炎になってしまうと治療に時間がかかるだけでなく、治療をしないままでいると慢性化してしまう可能性もあります。

お子さまが症状を伝えられる急性中耳炎の間に完治するまでしっかり治療をしましょう。
また、中耳炎は鼻水の放置や、鼻をすすったり、強くかむことで発症する為、鼻水吸引は小さなお子さまには欠かせません。

 
 

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